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浪費癖で借金をつくり、闇金にも出を出し、知り合った女性から金を借りて返さない。そんな最低男の生き様を書いています。全部自分が悪いのです。残された人生全うに生きようと心に誓っています。


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明日には福田内閣が決まるらしいですが、親子2代で総理というのもすごいですね。
親子2代で借金まみれという人は見たことありますが(笑)

さて振袖姿の貴子と待ち合わせしたのは日航ホテルだったのですが私もスーツだったのでお見合いしていると思われたのかもしれません。
当時、借金は給料の範囲で支払える額で、飲みに行ったり、ギャンブルしたりはしなかったのでお金には少し余裕がありました。
振袖姿で、うろうろするのも疲れるかと思いホテル内の喫茶店でお茶を飲むことにしました。
相変わらず話は合わなかったのですが、振袖姿はとてもきれいだったので話が合わないという障害はあまり感じませんでした。

「着物姿を見せて、惚れさせようと思ったんです。」といきなり先制パンチ!
私は、戸惑いましたが心の中で「これは、いける!」と喜びを感じました。

話は変わりますが私は、どの女の子と付き合うにしても最初からお金目的ではないのです。
実は私、寂しがり屋で相手にしてもらいたいという欲望が強いみたいで、心を許してもらったらすぐに体を求めてしまう性格のようで、いつもパートタイムラバー的な女性を探しているのです。
しかし、貴子は硬いお嬢様タイプだったし、この日は振袖姿だったのでそういう誘いは一切せず、紳士的に振舞いました。

1週間後の休日に会う約束をし、2時間くらいで別れましたが、次の予定をすでに考えていました。
予定というのは「ホテルまでどのようなシチュエーションで連れて行くかです」
しかし、彼女は誰とも手をつないだこともない、処女のお嬢様です。
いろいろ考えてみましたが、最良の方法を考えました。

同時期に大学の友人から借りたお金を至急返してほしいという連絡がありました。
家族のことでお金が必要になったということでしたが、100万円を3万円×34回払いしているので無理にとはいわないがという前置きがありました。すでに14回は返していました。
借金すれば返さなくてはいけませんし、困っているということだったのでどのようにお金を工面するか考えました。とりあえず全額は無理かもしれないが2ヶ月は待ってほしいと伝え、だめでも少しでも多く入金するようにしますということで解決しました。

つづく
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またまた、闇の職業安定所 通称:闇の職安での時間が発生しましたね。
見知らぬ人間だけで犯罪をするなんて世の中変わりましたね。

前回の続きですが、この女性は貴子という名前で(もちろん仮名ですが)合コンの1週間後に先方から電話があり食事に行くことにしました。
おしとやかで美形の貴子はいままで25年間男性と付き合ったことがなく、言い寄る男性もいたらしいのですが控えめな性格をしているせいか食事にもいったことがないらしいのです。

今回、勇気を出して初めて食事に誘ったそうなのですが、やはり2人きりだと話が合わない・・・
お稽古事、友人の話など全く興味のない話ばかりだったがとりあえず話を聞くふりをした。
この日は、2時間くらいで切り上げたのだが、次に会う気持にはならなかった。

しかし、その3日後また、友人の結婚式が近くであり終わったので会いたいと電話があった。
とりあえず会うことにし、車で待ち合わせ場所まで向かった。
待ち合わせの場所には振袖姿の貴子が待っており、「うわー  すげー いい女!!」という雰囲気をかもし出していた。

つづく

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昨日は夏目雅子さんのドラマをしていましたね。
私たちの世代より少し上の方になりますが本当にきれいな方でした。清楚な美しさがありましたね。

20代終わりの頃、会社の先輩に連れられてスナックに行きましたが、そのときに隣で他のお客さんが飲まれていたのですが、その中に20代半ばの女性一人がいらっしゃって退屈そうにしていました。

席について20分くらい経過したでしょうか、その女性が私の隣にきて、話しかけたのでした。最初はお酒のこととか話していたのですが結構盛り上がり2人で別グループを作ってしまいました。
自慢じゃないのですが、スナックなどに行き、女性客と仲良くなるのは多いんですよ。
盛り上がって別れ際、また飲みましょうということになりましたが私の好みではなかったので「今度は合コンでもしませんか?」と言うと、「わかりました。じゃー今週中に電話します」と言って帰りました。

2日後、「金曜日に 飲みませんか? 女の子4人来るんですよ」と本当に電話がありました。
残り3人はすぐに集まりそうだったのでOK返事をし、場所のセッティングなどしました。

当日、私は仕事の関係上少し遅くなりそうだったので後輩たちを先に行かせて、30分遅れでお店に入りました。
見渡せば・・・  えっ!  同じ顔が2人いる??
でもきれいだ!!

双子の姉妹でした。
話してみると双子姉のほうは日本女性の鑑みたいな方でおしとやか。双子妹のほうは少し好奇心が強そうな感じ。
私は、即効性を求めていたので双子妹のほうにアタックしようと考えましたが、姉の隣にいたので露骨にアタックできませんでした。
双子姉と話をしているうちにどうも、狙いはこちらのほうに変ってきたみたいで、私は双子姉のほうの連絡先を聞いてしまったのでした。
ここから純情な姉を騙す物語がはじまるのです。 ちなみにこのとき1回目の結婚をしていました。

つづく
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電話があった2日後、美津子と会った。
昔の美津子とは違い、暗い性格になっていた。

話してみると、私に貸したお金は貯金ではなくほとんどサラ金から借りたというのだ。それが積もりに積もって500万円になっていて、どこからも借入できず闇金にも手を出しているということだった。

すぐに返してくれと言い張るので、翌日私は会社にお願いして借りた分の250万円を用意しすぐに銀行に振り込んだ。
その2週間後、また電話があり「まだ足りません。あと100万です」とか言うので「借りた金額は全部返した。 これ以上私もお金がありませんからどうしてもというなら裁判でも起こしてください」というと 「じゃー10万円貸してください」といい始めた。
話をよく聞くと彼女は経理をしていたらしいのだが借金の返済のために会社の金を使い込んでクビになり仕事がないらしい。そして支払日が近いのだという。

知人を通して聞いたのだが、美津子は私と別れた後、やりきれない気持を抑えるために競馬とパチスロにはまってしまい、借金を作り始めたというのだ。

結局自己破産をしたらしいのだが、美津子の人生を変えてしまったのは私のせいです。
私の女癖の悪さと浪費癖がなければ彼女はまっすぐな道を歩いていたと思います。
いま、彼女はどこにいるのかわかりません。本当に申し訳ないことをしてしまいました。
美津子は相変わらず、食事代やホテル代を出し続けてくれ、なおかつ借金の返済分も出してくれていました。
「結婚」という言葉を出し始めたのは会って半年くらいたってからである。
しかしながら私は同棲していた彼女と結婚する予定だったので、口では「そうだね! 再来年借金が落ち着いた頃したいね」とごまかしていました。
しかし、会うのも面倒くさくなり段々と会わない期間が長くなり、私も住所を変え、職場には辞めたことにしてくれとお願いして逃げることにしました。
借金の額 約250万円かえさないままに・・・

月日は流れ3年後、家の電話が鳴ったので電話に出たところ受話器の向こうから「探しましたよ・・・ お金返してください」という美津子の声が・・・
私は自分の名前で104登録していたので、それで探し当てたらしい。

しまったーーーーー と思いましたが詐欺罪で訴えるだの怖い人を連れてくるだの言い始めたので「わかったわかった 金は返すよ。でもいきなり全部は無理だから少しづつね」
「とりあえず会ってください。お話はそれからです」と言うので2日後会うことにしました。

つづく
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